口腔科はせがわ歯科医院
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Q1 歯の神経とは何ですか?
A1 歯の神経とは正確には歯髄と言います。神経だけでなく血管、結合組織(臓器や筋肉皮膚などを繋ぐ間にある組織)からなっています。歯の根の先から歯の中に入っていきます。 歯髄の外側は象牙質、その外側は歯冠部でエナメル質、歯根部はセメント質になっています。歯が完成してからも歯髄には象牙芽細胞があり、少しずつ象牙質を中から作っています。

Q2 歯の神経はいくつあるのですか?
A2 前歯と下の小臼歯で1本、上の小臼歯で2本、大臼歯で3〜4本あります。下の前歯や小臼歯で2本あったり上の小臼歯で1本だったり大臼歯でも2本だったり5本だったりします。

Q3 虫歯が出来ると歯の神経はどうなりますか?
A3 歯髄の中に象牙芽細胞がある、と書きましたが、虫歯が神経に達しないように中から新しい象牙質を作って自ら神経が露出しないように防御反応が起きます。歯のすり減り、加齢でも中に象牙質が出来ます。だんだん神経は狭く小さくなっていきます。

Q4 虫歯で痛くなるとどうして神経を取るのですか?
A4 歯の神経は通常根の先からだけ入っています。血管もです。虫歯が神経に達し神経で炎症が起きると、もう回復不可能になってしまうのです。神経は歯という硬い組織に囲まれています。例えば皮膚で一部菌が入っても治療はその部分を取らなくても自然に治ってきます。それは周りから血行が豊富なため免疫力で菌を駆逐することが出来るからです。でも歯の神経(歯髄)は炎症が起きると血行不良で壊死(えし)してしまい、もう戻らないのでそれで取ってしまうのです。

Q5 少し凍みるだけなのに取らないといけない、と言われたのですが。
A5 虫歯の深さすなわち神経に達しているかいないかと、実際の自覚症状は必ずしも比例しません。概ね、深い虫歯ほど凍みて痛いですが、深くても少し凍みるだけのこともあります。それでも神経まで虫歯が達していれば神経を取ることもあります。

Q6 全く痛くないのに神経を取る必要がある、と言われたのですが。
A6 虫歯が深くても痛みは直ぐ来ません。たまたま痛みが出る前に発見されただけで、とにかく神経まで達していれば取る必要はあります。

Q7 詰め物をして終わったと思ったら痛くなって、神経を取ると言われたのですがなぜですか?
A7 神経はなるだけ取らない方が良いです。深い虫歯でもぎりぎり神経を残せると判断した場合は、詰めるだけにするわけですが、一旦大丈夫に見えても時間の経過と共に痛みが増す場合があります。神経は何度も書きますが直ぐ痛くなるわけではないので、大丈夫と判断した後痛くなっても、そういうことはたまにあるわけで、やむなく神経を取ることもあります。

Q8 全然痛くなかった虫歯を詰めたら凍みてきましたがなぜですか?
A8 深くない虫歯の場合でも、詰めた後で凍みる場合もあります。削ることによる摩擦熱や振動により歯の神経を刺激しますし、削った表面は敏感になっていますから仮詰めの材料が噛んで動くと刺激を感じますし、削った面の消毒や表面処理剤の刺激もありますし、風を当てる刺激もありますし、金属の場合はその接着剤の刺激、金属が温度を良く通すので冷たい刺激が和らげられずに神経まで達することに因る刺激…などにより凍みることもあります。多くは時間とともに無くなります。

Q9 凍みたのに虫歯ではない、と言われたのですが。
A9 知覚過敏という状態があります。虫歯が無くても神経が敏感になり凍みる感じがするものです。冷たいものに凍みますが、歯磨きの時に毛先があたると軽度の痛みを発する場合もあります。
歯の根の表面を覆っている歯茎が下がってもともと覆われていたところが露出すると知覚過敏になりやすくなります。歯茎が下がっても何ともない場合もあります。
逆にさほど下がって無くても敏感な場合もあります。


Q10 知覚過敏の原因は?
A10 歯茎が下がることに対しては、歯周病のこともありますし、良くない歯磨き方法で摩耗しても下がりますし、歯に掛かる噛み合わせの力が負担過大の場合も歯が揺らされて下がります。
実際にはいつも凍みることは少なく、体調によって凍みたり凍みなかったりします。
必要があって歯石を取る場合に、その刺激で凍みてしまうこともあります。


Q11 知覚過敏の治療法は?
A11 体調を良くすることも必要ですが、直接的には神経を鈍くする薬を塗布したり、同様の目的でレーザーを照射したりします。時に凍みている部分を覆うように詰めたり、どうしても凍みがひどく戻らない場合は神経を取ってしまう場合もあります。

Q12 神経を取ったのにまだ痛いのですがなぜですか?
A12 いろいろあります。取る時に麻酔をしますが、麻酔注射の刺し傷が原因のこともあります。
神経を取った、ということは根の先に傷が出来ているはずです。取った後の傷が治っていなければ痛みもあります。
また、歯の神経は主たる幹の部分と枝の部分があります。1本とか2本というのは幹の部分のことです。通常は幹の部分の神経除去と清掃消毒で済みますが、枝の部分がしぶどく生きている場合があります。
幹の部分も複雑に湾曲したり分岐している場合もあります。断面が円形でなく長細かったりいびつなこともあります。
ですから、歯科医の治療の仕方が悪いと言うことではなく、神経の管(根管)の解剖的特徴のため、治療がうまく行かない場合もあるのです。


Q13 神経を取って直ぐは痛くなかったのに、2回目の治療の後に痛くなりました。なぜでしょう?
A13 やむなく傷を刺激してしまったため…と思われます。器具による刺激もありますし、薬剤による場合もあります。

Q14 神経の治療って1回で終わらないのですか?
A14 1回で終わる場合もあります。
でも繰り返し何回か行う場合もあります。神経を取った後の傷には固まった血や汚くなった薬剤や膿などが溜まっています。皮膚の傷の場合は自然と取れていったり絆創膏を剥がしてさっと取ることが出来たりします。
でも狭い管の中に溜まった場合は、慎重に少しずつ掻き出す必要があります。
また、神経の管(根管)の表面はでこぼこしています。いわば鍾乳洞の壁のようものです。それをトンネルのように綺麗にしないと壊死組織や菌が残ってしまいます。
そのような操作を手探りで慎重に行うため時間が掛かるのです。


Q15 神経の治療と根管治療は違うのですか?
A15 行うことはほぼ同じです。でも、神経の治療の場合は、生きた神経を取るだけですが、一度神経を取った後の根管治療の場合は、根管の中まで虫歯が広がっていたり、以前の密封薬剤を取ったりするため、最初に神経を取るときよりさらに時間が掛かることも多いです。

Q16 神経を取ったのに軽い痛みがずっと続くのですが。
A16 神経の分岐や細い枝の神経がずっと生きていたり、そこに菌が入り込んで毒素を出し続けていたり、根管外(根尖の歯根膜=歯の周囲)に炎症が波及している場合もあります。器具での清掃が行き届かなかったり薬剤も浸透して行かなくてどうしても痛みが取れないこともたまに見られます。

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