口腔科はせがわ歯科医院
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歯のケアについて
Q. キシリトールについて教えてください
A. 天然には、ラズベリー、プラム、苺、ほうれん草などに含まれています。工業的には、樺の木やトウモロコシの穂軸などを原料として化学的に生成されています。
甘味は砂糖と同じ程度で、カロリーは3/4、口の中では清涼感があり、きれはやや早く他の甘味料と併用されることが多いようです。 一度に大量に食べると軟便、下痢になることがありますが特に害はありません。
キシリトールの効果は、虫歯をつくる主な原因のミュータンス菌がそれを利用できず、歯を溶かす酸ができないこと、菌そのものの発育を抑える作用、ごく初期の虫歯で歯のカルシウムのぬけたところを再び修復する作用などがあげられます。 ある程度持続して口の中にあることが条件ですので、ガム、タブレット菓子、歯磨き剤、洗口剤などに利用されます。
ガムの場合、一日3回毎食後10分くらい、歯磨きの前に噛むと効果がでるとのことです。虫歯になりやすい人は5回くらい噛みます。 ただしキシリトールが50%以上であり他の甘味料も虫歯になりにくいものであることが条件です。
また、キシリトールがオールマイティーではもちろんなく、以前から多く使用されている北欧では歯口清掃に対する関心が高く日本人の何倍もよく磨きます。そういう条件の下でこそ効果が発揮されるのであり、歯磨きをおろそかにして虫歯は減りません。


Q. 一生懸命磨いているのに、どうしてまた虫歯ができてしまうのですか?
A. …という質問にときに出くわします。1回治療した歯が数年後またやりなおしになったりすると、少しは疑問にも思うことでしょう。
「治療の仕方が悪いのではないか?」と思ってしまうこともあるようです。
TVのコマーシャルなどで、虫歯の原因のミュータンス菌をどうのこうの…と言っていますが、虫歯の原因菌はいっぱいあるのです。ミュータンスだけでもまだ完全に制圧する方法はないのです。
私はよく、「風邪」に例えることにしています。風邪は何回でもひいてしまう。風邪の原因はインフルエンザウィルスだけではない。注意すべきはインフルエンザだが、他にもいくつもある。ワクチンもあるが、一時の一定の型のみで打ったからかからないわけではありません。
歯茎が腫れて、抗生剤をのんで一旦引いても虫歯が治るわけではありません。
虫歯の予防は、相も変わらず歯磨きです。食生活の注意も含めて、古代から変わりません。
風邪の予防法は? やはり、昔と変わらない筈です。
風邪と虫歯が違うのは、治療に苦痛と時間がかかることです。自費ならお金もかかります。あと、人からすぐうつるわけではありません。
風邪は昔と比べて減っているのでしょうか?
相も変わらず流行しています。
虫歯は少しずつであるが確実に減っています。北欧などではかなり減っています。
全体で見た場合やはりわたしたちの努力の賜物…と言っては横柄かも知れないが、少しはそう思って欲しい…と願ってもばちはあたらないでしょう。


Q. 歯磨きしないで虫歯にならない方法はありませんか
A. 野生の動物にはほとんど虫歯はありません。家畜にはあります。よって全く文明を忘れ原始生活をすれば虫歯にならないかも知れません。
しかし、縄文人でも既に虫歯、歯周病があったようです。最近の研究で結構食生活は豊かで調理もいろいろしていたらしく、そのためではないかと思われます。古代エジプトでも支配階級は現代人と同じように虫歯・歯周病に悩んでいたということがミイラからも分かるのだそうです。徳川将軍や大名には虫歯が多く、庶民には少なかったようです。
現代でも、オーストラリアのアポリジニは少し前まではほとんど虫歯がなく歯並びも綺麗だったそうです。
私は、途上国に何度か訪れた際、貧しいストリートチルドレンは歯磨きなんてしないのに(だから汚いが)虫歯がなく歯並びがよくしかも姿勢もいいのに、多少豊かな人たちはもう先進国の人と同じになると感じました。
以上のことから、そのような生活をすればいいのです。
さて、歯磨きをするのとどちらが楽だと思いますか?


Q. 歯を白くする歯磨きは本当に白くなりますか
A. 歯の表面は、構成成分であるハイドロキシアパタイトが溶けたり(脱灰)再び補給されたりを繰り返しています。溶けていく方向に傾くと虫歯になります。僅かに脱灰したところを積極的に補修しようと、アパタイトを成分としたものが白くする歯磨きです。そのように謳うからには、実験上は嘘ではないでしょう。
ただ、実際の口の中ではいろいろな因子が関わりますから、目に見えて白くなることは少ないのではないでしょうか?


Q. 昔は朝起きてすぐ磨いたものですが、それではいけないのですか
A. 睡眠時は唾液が減るので、口腔常在菌が増加します。よって、その前に餌となる食べかすを取っておくこと、また、菌を減らしておくことは大切です。ただ、では、起床してすぐ磨くのは駄目なのでしょうか?
朝起きたら歯磨き、というのは子供の頃からしつけられましたし、私も18年間(歯学部へ入るまでは)そうしてきました。
曹洞宗の道元禅師は、「正法眼蔵」の中で、起床後の歯磨きの必要性について書いています。また、インドのアーユルヴェーダにも書いてあるそうです。 1998年の歯科東洋医学会で上記の古典を踏まえ、起床後すぐと、朝食後の唾液を調べると、なんと起床後すぐの方が虫歯になりやすい性状であることが分かったという報告がありました。
昔から言われていた、朝の歯磨きも大切だったのです。
ただ、食後の歯磨きも勿論必要です。食前もごく簡単に磨いて、食後も磨くとよ りよいかも知れません。


Q. お勧めの歯磨き粉はありますか
A. 歯みがき剤は要らないという歯科医は少なくありません。きちんと磨くことが出来れば、物理的に歯垢(プラーク)をブラシで除去でき、歯や歯茎の健康は保てるという意見です。
そうは言っても、食器を洗うのにも洗剤は使いますし、全く何も付けないでいると着色や「水垢」のようなものが付着してくる場合もあります。また、歯みがき剤の薬用成分によって、より良い状態を求めたりもしたいところです。
よって少量付けて磨いてください、と私は指導しています。
歯みがき剤を否定する最も大きな理由は、研磨剤によって歯や歯茎を痛めるというものです。
よって最近は液体歯磨きも多く出てきました。また、研磨剤が入っていないペーストのものもあります。
以前はこの辺をお勧めしていましたが、液体は磨きはやや消毒剤過多のような気がします。
口腔内の菌を全て殺せば良いというものではありません。腸内細菌のように善玉もいるはずです。
薬用のものも高い割にそれほどの効果があるようにも思えません。殺菌効果を求めるより、フッ素やキシリトールなど歯の質を高める「薬剤」の方が良いように思います。これは個人的意見と言わせてもらいます。
以前ハーブ入りを使用してみましたが、だんだん褐色に着色してきてしまいました。歯茎には良いのかも知れませんが良し悪しです。
東洋医学をベースにした茄子の黒焼きの歯磨き粉が今はお勧めです。黒い粉ですが、何となく白くなる感じがします。ネットで探すと出てきます。


Q. 子供の歯並びを悪くさせないためには何に気を付けたらいいですか?
A. 躾をきちんとし、虫歯をつくらないこと。
指シャブリはしても良いが、5歳前後までに止めること。
口はぽかんとあいていることがないようにすること。口をきりりと結んでいること。鼻で呼吸すること。姿勢をよくすること。
うつ伏せ寝させないこと。していたらころんとひっくり返すこと。
上向きで低い枕で硬めの布団、ベッドで寝ること。
とにかくよく噛んで、唾液をいっぱい出させて飲み込む回数を増やすこと。1口30回以上が理想。幼児の時は唇の筋力の発達のためおしゃぶりをつけさせるのも良い。小・中学生は、頬杖や机の上での突っ伏せ寝はしないこと。シュガーレスガムをよく噛むのもよい。


Q. 下の前歯の最初の永久歯が乳歯の内側に並んで生えてきてしまいましたが大丈夫ですか
A. 下の前歯は内側に生えてくることが多く、心配して良く連れてこられますが、乳歯の動揺があれば自然交換を待っていても多くは大丈夫です。
しかし、そのまま乳歯が抜けずに内側にどんどん伸びてきてしまうことも無きにしもあらずなので心配の場合はやはり診せてもらって判断した方がいいでしょう。
最初の歯はほとんどは最初は列からはみ出ていても中に入っていきます。
問題は2本目です。
2本目は、交換がうまくいくいかないに拘わらず、生えるスペースが足らないと内側にあるままということもあります。
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歯周病
Q. 歯周病って何ですか?
A. 歯周病には、大別して歯肉炎と歯周炎があります。歯肉炎は主に若い人で歯茎に炎症(発赤、腫脹、出血等)があっても歯槽骨(歯を支える骨)に達してないものを言います。
歯周炎は歯茎の病気ですが、歯槽骨なで炎症が達しているものです。概ね25才以上は歯周炎になっていることが多いです。ごく一部の方は十代で歯周炎のこともあります。
歯周炎は長期経過を辿り、だんだんと骨が吸収され失われて行き歯が装用し最終的には抜け落ちます。
初期は無症状ですが、口臭、出血、腫脹、噛むと痛い、排膿、歯の動揺などの症状が出ます。
治療はブラッシングを歯石除去PMTCなどです。自己のみの監管理はなかなか難しく、定期検診が重要です。
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